DragonStopmotionによるデータ管理

先日アップした作品『One Leg Canyon』では、コマ撮りソフトDragonStopMotionを撮影に使いました。

今回は全部で約130カットという撮影量の多さと、ほとんどのカットで合成処理をしているということで

素材もかなりの量になりました。そこでDragonStopMotionをどうやって使ってデータを整理するのか。

ということを試行錯誤しながら撮影を進めていったわけですが、DragonStopMotionを使って作品を使ってみたい。

という方の参考になるかもしれないので、最終的にたどり着いた形を紹介したいと思います。

このソフトでは撮影した画像データを「プロダクト(作品)名 - シーンNo - テイクNo」という形で保管します。

プロダクト名には5文字までの半角英数字、シーンNoには3文字までの半角英数字、テイクNoには

3ケタまでの半角数字をそれぞれ入力できます。

ところが日本ではシーンとカットというものが存在します。場面がシーン。その中にあるのがカットです。

例えば、作品名を「Man And Woman」として

シーン1
   カット1 部屋の真ん中にあるテーブルに男と女が座っている
   カット2 女のバストショット。女が立ち上がって部屋の外に出ていく。
   カット3 男が追いかけて部屋の外に出ていく。
シーン2
   カット1 女が歩いている。後ろから男が追いかけてくる。
   カット2 女アップ。振り向く。
   カット3 男が追いつく。女が男の頬を平手打ち。

なんて感じです。(シナリオや絵コンテの教科書には、こんな例が多いですね)

そしてテイクは撮り直した数です。基本的に撮影中に失敗したからといってデータを消すことはありません。

後になって何が必要になるかわかりませんから、撮影したものはすべて保存しておきます。

つまり、日本のシステムに合わせると、「プロダクト(作品)名 - シーン数 - カットNo - テイクNo」

という4つの階層が必要になるのですが、DragonStopMotionには3つの階層しかありません。

(DragonStopMotionのシーンNoと区別をするために、ここではシーン数と明記しました)

そこで、DragonStopMotionのプロダクト名にシーン数を含めることにして、DragonStopMotionのシーンNoには

カットNoを記載することにしました。作品名は頭文字を取って「MAW」とします。

そうすると上記の例はDragonStopMotionのデータにすると、以下のようになります。

プロダクト名 MAW01 シーンNo 01
プロダクト名 MAW01 シーンNo 02
プロダクト名 MAW01 シーンNo 03
プロダクト名 MAW02 シーンNo 01
プロダクト名 MAW02 シーンNo 02
プロダクト名 MAW02 シーンNo 03

シーンとカットについてはこれで解決です。しかし、別の問題があります。

例えばシーン2のカット1で女が歩いていて後ろから男が追いかけてきます。

ここで男は走っているので突出しを使ってブルーバックで別に撮影して後から合成したい。

つまり1つのカットで複数の素材が必要となった場合にどうするか?です。

結論としてはテイクNoを使うことにしました。テイク1が女性のみの映像。テイク2が男性の映像。

という具合です。もし、女性のみの映像で撮影を失敗してリテイクになった場合は、

テイク1が女性のみの映像。テイク2が女性のみの映像(リテイク)。テイク3が男性の映像。

となります。リテイクと他の素材が同じテイクNoで管理されてしまいますが、これは撮影時に、

どのテイクに何を撮影したのかをしっかり記録しておくことで管理するしかありません。つまり、

プロダクト名 MAW02 シーンNo 01 テイクNo 1 女性が歩く素材

プロダクト名 MAW02 シーンNo 01 テイクNo 2 女性が歩く素材(リテイク)

プロダクト名 MAW02 シーンNo 01 テイクNo 3 男が追いかける素材

のようになります。

また、別のカットで同じ素材を共有する場合。例えばシーン2のカット1とカット3の空の素材は

同じものを使う。という場合は、シーン2カット1に空の素材を保存して、記録用紙に「カット3と共用」と

明記しておくか、カットNo.00を共用素材置き場として作って、そこに保存する方法があります。

2~3カットで共用なら前者で十分ですが、多くのカットで共用するなら後者のほうがいいと思います。

コマ撮り人形の顔のつくり方

YouTubeで面白い動画を見つけました。

ストップモーションアニメにつかう人形の顔のつくり方を紹介しているムービーです。

木材でコアを作ってからスポンジで肉付けして表面はラテックスで覆うというやり方です。



この方法だと、滑らかな肌や細かいディテールを付けるのは難しいですが、表面の荒々しい感じが

味を出していてなかなか魅力的だし、表情も豊かです。必要とされる技術レベルもそんなに高くなく、

高価な工具も必要ないので個人レベルのコマ撮り作品に十分活用できる方法です。

ただし、顔が小さすぎると造形が難しいので、ある程度の大きさは必要になるでしょう。

人形の身長は20㎝を超えると思います。

その点さえ注意すれば面白いものが作れそう。興味のある方はぜひお試しあれ。

折り紙アニメ『One Leg Canyon』完成

折り紙を使ったコマ撮りアニメ『One Leg Canyon』が完成したのでYouTubeにアップしました。



2か月ぐらいで完成させようとしたのですが、結局、丸3ヶ月もかかってしまいました。

全部で130カットぐらいでしょうか。これだけのボリュームの作品を作るのは5年以上ぶりなので

途中で息切れしてしまいました。

カメラはCanonの7D。撮影はDragon Stop Motionを使用。コンポジット(合成)や光エフェクト・ぼかしなど

はAfter Effectsで加工して、ムービーファイルを吐き出し、最後はプレミアに取り込んで音楽と音を

つけています。

制作環境はホームページのほうを参照ください。何枚かメイキング写真もアップしてあります。

http://www.pt-box.com/movie/onelegcanyon/movie.html

メイキング映像もアップしました。作品を作っていた環境というか雰囲気が伝わればいいかなと思ってます。


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